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第4回 PS3 YLOD 分解・修理 復活への道のり

今回も続き記事になり第4回目です。
以前の記事はこちらから
第1回 PS3 YLOD 分解・修理 復活への道のり
第2回 PS3 YLOD 分解・修理 復活への道のり
第3回 PS3 YLOD 分解・修理 復活への道のり



2016_3_30_ps3_5_1.jpg
前回までバラし終わったら問題のCPUとビデオチップが見えてくる。
俺にはどっちがどっちだかわからないけどYLODの問題箇所だそうだ。
シリコングリスを綺麗にふき取ったり放熱シートの残りを剥がしたりこの後の準備をする。
硬化したシリコングリスはブレーキクリーナーを使えば綺麗にふき取れます。

2016_3_30_ps3_5_2.jpg
2016_3_30_ps3_5_3.jpg
これが問題箇所の一つ。

2016_3_30_ps3_5_4.jpg
基盤を裏返すと放熱シートを貼り付けてある部品がある。※写真参照

2016_3_30_ps3_5_5.jpg
放熱シートを剥がすと写真の部品が出てきた。メモリーなのかな? よくわかりませんがこれもYLODの問題箇所らしい。

YLOD修理はいろいろな方法が紹介されています。
例えば排気口からドライヤーであぶる方法、PS3本体を暖房機の前に置いて直す方法、オーブンでメイン基盤自体を焼く方法、ヒートガンで問題箇所を直接焼く方法。
一番お手軽なのがドライヤーと暖房機ですが一時的に直るかもしれないけどその場しのぎな気がするのでパスしました。
オーブンで焼く方法はメイン基盤全体を焼くので関係ないところを痛めてしまう危険があるのでこれもパス。
問題の箇所を直接焼いていったほうが他を痛めずに直せそうだと考えヒートガンで焼いていく方法にしました。

2016_3_30_ps3_5_6a.jpg
先ずはCPU裏側面をヒートガンで焼いていく。
赤□赤○の4箇所を丁寧に18~25秒ずつ焼く。
一番最初は基盤自体が冷めているので25秒ぐらい焼き、最後は基盤が温まっているので多少短め(18秒位)で大丈夫だと思う。
俺はこれを2セット繰り返した。
自分の勘を信じ調整してみよう。

2016_3_30_ps3_5_8.jpg
焼く前の下準備
直接テーブルなどに置くと基盤に取り付けられた各部品が干渉してメイン基盤が斜めになってしまうので高さ調整をする。
高さ調整用には燃えたり溶けたりしない素材を使用し、焼いて熱くなる辺りには置かないほうがよいとおもう。
調整用に置いた物が原因で基盤に取り付けられた部品を痛めてしまわない為にも重要。


2016_3_30_ps3_5_7.jpg
ヒートガンを基盤から2センチぐらい離して1箇所ず円を描くように回しながら焼いた。
遠すぎると焼けないし近すぎると基盤に触れてしまう危険がある。触れてしまうと取り返しのつかない事になりかねないのでそれだけは避けたい。
写真では撮影の為、かなり斜めに吹いていますが実際の角度は基盤に対してほぼ直角。吹き付け角度は5度前後で行った。
焼き終わったら15分放置冷却。5分もすれば溶けたハンダは固まっていると思うけど一応15分。
この待ち時間を利用して取り外してあるパーツ清掃が出来る。

2016_3_30_ps3_5_9.jpg
15分冷却したら今度は裏返してフラックスをチップの隙間に塗りこんでいく。
スポイトで大量に流し込んでいるのを見たので俺もそうしようか考えたけどあれはどう考えてもつけすぎな気がしたので・・・
ある程度付属のブラシで垂らした後、コンプレッサーで吹き全体的に薄く伸ばしてやった。
フラックスはこの前、間違えて買ってしまった物(鉛フリーハンダ用フラックス H-722)だがここで使うには正解な気がする。
精密基盤は鉛フリーで出来ているんでしたっけ?


今回使用したフラックスはアマゾンにおいてある。必要な人は購入してみては?

2016_3_30_ps3_5_10a.jpg
同じ様に赤□4箇所を焼いて行く。
終わったらまた15分放置冷却

2016_3_30_ps3_5_11.jpg
冷却後、シリコングリスを塗る。
俺はいつも大容量安物グリス1発仕上げ
この後の動作確認で修理失敗で塗りなおす場合もあるので高性能なグリスで仕上げるつもりでも最初は動作が取れるまで安物グリスをお勧めする。だが!予算が許すなら高性能な物をガンガン使っていくのも大いに結構である。


今回使った大容量・安物のシリコングリスと絶縁タイプで安全・安心・高性能な熱伝導グリス
どちらも好みで選びたいが俺は激安大容量タイプをお勧めする。


2016_3_30_ps3_5_12.jpg
こんな感じでグリスを取り出して・・・・

2016_3_30_ps3_5_13.jpg
薄く延ばすいつものパターン。ここは基盤の方にグリスを垂らさないように注意するだけです。

さて!ここまで出来たら修理は終わりになります。
逆手順で組み上げ本体を元の状態に戻していきます。

2016_3_30_ps3_6_1.jpg
そして緊張の一瞬! 電源ボタンON!←この時が一番楽しいw
正常LEDサイン確認!

2016_3_30_ps3_6_2.jpg
余っていたハードディスクをそのままつけただけだったのでハードディスクのフォーマットを促される。

HDDフォーマット後・・・・

2016_3_30_ps3_6_4.jpg
いつものXMB(クロスメディアバー)画面キタ!
どうやら正常に直ったようだ!

2016_3_30_ps3_6_3.jpg
コンパウンドの磨きこみで鏡面仕上げのツヤも取り戻しエンブレムも今では元気一杯おっ立っている。

2016_3_30_ps3_6_5.jpg
本体情報
FWは最近の物だった。それと本体に前所有者の名前がそのまま残っていたので本体初期化とFWのアップデートをこの後行う。

2016_3_30_ps3_6_6.jpg
セーフモードから行った。

やり方
【CECH-H00/L00/Q00/A00/B00 シリーズ】
"PS3"の電源ランプが赤色に点灯していることを確認し主電源スイッチを切ります。
   ↓
電源ボタンを押し続けます。
   ↓
(主電源スイッチを入れ)電源ボタンに触れたまま押し続けます。
   ↓
約 5 秒後に ピッ と鳴ってもそのまま押し続けます。
   ↓
押し続けて約 10 秒後に再度 ピッ と鳴りシステムがシャットダウンします。ここで一旦、電源ボタンから手を離します。
PS3R本体の電源が切れます。
   ↓
もう一度電源ボタンを押し続けます。
   ↓
約 5 秒後に ピッ と鳴ってもそのまま押し続けます。
   ↓
約 7 秒後に ピピッ となったら電源ボタンから指を離します。
   ↓
画面に「コントローラを USB ケーブルで接続して、PS ボタンを押してください。」と表示されます。
画面の指示に従い[PS]ボタンを押すと、セーフモードが起動します。
(公式より引用)
セーフモード公式>>>

2016_3_30_ps3_6_8.jpg
FWアップデートも無事に進行してからの・・・・


2016_3_30_ps3_6_9.jpg
ゲームディスク読み取り確認を行う
ゲームはリトルビックプラネット
本体にディスクを入れてみるがなぜか読み込まない。。。
しかもイジェクトも出来ない。。。。
その後あろう事かフリーズしてしまう始末!


症状は上の動画

一体全体どうなっているのか・・・
元々ドライブ不良な物だったとか?これは参った!って諦めかけてたんだけど本体をバラして再度ブルーレイドライブのフラットケーブルを刺しなおしてみたところ正常に動作するようになりました。
どうやらフラットケーブルの差込不良だったみたいです。


2016_3_30_ps3_6_10.jpg
ビックリさせやがってw
正常動作の初期型PS3を我が物にする事ができた!
これでPS系のゲームはこのPS3でプレーできるのでこれから便利になるなw

また、今回の修理で非常に参考になった動画を載せておきます。

動画中で作業している人が「OK?」と、度々言ってくれるが非常に優しさに満ちていて好感が持てる。

本体修理は今回で終わりましたがこの後、最後の仕上げをして行く予定です。


つづく




過去PS3 YLOD修理記事
第1回 PS3 YLOD 分解・修理 復活への道のり
第2回 PS3 YLOD 分解・修理 復活への道のり
第3回 PS3 YLOD 分解・修理 復活への道のり

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